佐賀大学農学部同窓会

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会長メッセージ

拝啓 佐賀から「令和」新春の便りです

会長 小池 良美
(S56年卒 農・経)

 令和2年は、全国的にも穏やかな日和で幕を開け、佐賀平野の麦田はすでに色濃くなり、正月早々に麦踏みの時期到来になりました。
 昨年の稲刈り以降は、穏やかな天候が長く続き、麦播きをはじめ、タマネギや葉物野菜の植え付けが捗り、さらには、寒風もなく雨降りもちょうどいい具合で、気温もそれほど下がらず、どんどん生育が進んでいるようです。

  写真は、有明海沿岸道路の佐賀・芦刈方面(左)から白石・鹿島方面(右)に向かって、六角川河口に架けられた「六角川大橋」と日の出です。

 橋の下には、日の出とともに港から有明海へと出ていく漁船も写っており、冬場のおだやかな早朝の風景を切り取った“いいね”の一枚だと思います。

【田中俊之氏(S59年卒 農・農経)から、正月にふさわしい写真を提供いただきました】

 大橋は、渡河部分が約500メートルで、陸橋部分を含めた全長は1,000メートルになります。橋自体は完成しているものの、白石側の道路工事がまだまだで、いつ渡れるようになるのかは分かりませんが。

 さて同窓会では、昨年10月から11月にかけて、福岡、長崎、東海、諫早、大分と県外での会合が毎週末に連続して開催されましたし、県内の地区会などもこの時期に重なり、農学部同窓会からも役員手分けして、出席対応させていただいたところです。

 振り返ってみますと、初めて出席いたしました東海支部(不知火会)総会では、支部発足に関わられた頃の大先輩方の顔ぶれもあり、学生当時の不知火寮の様子をお聞きしましたし、私と同世代60歳前後の方からは、所属していたサッカー部、探検部、落研といったサークルの思い出等々。ご当地は自動車はじめ製造メーカーが多く、同窓会も理工系の先輩後輩のつながりで参加会員が多かったみたいです。

 続いて出席したのは長崎県の諫早支部。地元市役所の方々が母体となって、教職員、県庁OBほか在住の皆さんが声掛けあって集まられた支部のようです。当日は10数名と少な目でしたが、ここでも、剣道部、サッカー部所属だった先輩が参加されており、いずれも50年以上前のことをお伺いしました。探検部だった方からは2、3年後に創部50年の集まりを企画中とのこと、有明海をイカダで回遊された話も出ていました。

 大分の豊後はがくれ会総会でも、お元気な不知火寮の元寮長にお会いしましたし、ご夫婦で毎年出席されている観光農園のお二人のお達者な姿が印象的でした。

 いずれの県外支部でも若い方がちらほら。参加された若い後輩のネットワークで、参加者が増えていくことを楽しみにされているようです。

 さて1月は、佐賀大学同窓会(全学)、農学部同窓会ともに、それぞれの会報「楠の葉」第32号、「ありあけ」第25号がホームページにアップされます。両誌ともに、各地での同窓会開催の様子がもれなく掲載されておりますので、ぜひご覧いただきたいところ。

 今回の「ありあけ」は、いつも以上に読み応えのある誌面となっております。巻頭言に寄稿いただいた馬場氏は協同組合一筋の思い出を振り返り、研究最前線では、穴井教授から突然変異育種の新展開について興味深い内容を紹介いただいております。会員の広場、服部氏の投稿「成富兵庫茂安〜智の継承と創新〜」は、気象災害の多い現代にあって400年前の治水・利水の考え方になるほど感。若手OBOG3氏からのメッセージでは、それぞれの職場で頑張っていらっしゃる姿が伝わります。

 どのページをめくっても、老若男女を問わず、いまの元気ぶりがうかがえ、ぜひ、在学中の後輩学生の皆さんにこそ、読んでもらいたいという思いを強くしました。

 「令和」になって初めての正月を迎え、あらためて「初春の令月にして、氣淑(よ)く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす」という、出典元である万葉集巻五・梅花の歌の「序」に記されているような時候を、まもなく迎えるのだろうかと思ったりします。

 梅から桃、そして桜への移り変わりを楽しめるような心持ちで、新春を過ごしたいものです。

 会員の皆様には、本年も何卒よろしくお願い申しあげます。

( 令和2年1月6日 )