第7回(2021年度)佐賀大学同窓会長賞について
update: 2022.03.25
佐賀大学同窓会では、社会活動、教育、研究等で顕著な社会貢献があったと認められる個人又は団体に「佐賀大学同窓会長賞」を授与しています。
2021年度は佐賀大学6学部のうち、5つの学部から推薦がありました。推薦があった学部からの推薦書を佐賀大学同窓会役員会で審査した結果、下記の方々に佐賀大学同窓会長賞を授与することになりました。
2022(令和4)年3月23日の佐賀大学学位記授与式が、新型コロナウイルスの感染拡大の観点から、規模を縮小して執り行われました。式典の中で同窓会長から直接、受賞者に授与することはできませんでしたので、表彰状と記念品は受賞者の方々の自宅に郵送しました。
【2021年度佐賀大学同窓会長賞の受賞者】
芸術地域デザイン学部 個人 石丸 奎太 氏
経済学部 団体「亀山ゼミ」 代表 中村 紗菜 氏
医学部 団体「佐賀県プロジェクトM」代表 渡崎 真里 氏
理工学部 個人 岡崎 政人 氏
農学部 個人 岡本 聖羅 氏
【岡崎 政人 氏(理工学部)】
推薦理由:卒業研究として取り組んだディープラーニング技術や画像処理技術に関する学術研究活動において、査読付き論文1本(第1著者点)、学会発表1件(第1著者、本人発表)など、抜群の研究成果を上げている。これらの素晴らしい研究成果は、高いソフトウェア開発力と自ら考え迅速に挑む実行力を発揮したものである。勉学にも熱心に取り組んでおり、成績は非常に優秀である。またスキー部で副部長を務めるなど、まわりからの信頼も厚く、コミュニケーション能力にも長けている。
【受賞者の声】
この度は、佐賀大学同窓会長賞という大変栄誉ある賞を頂き、誠にありがとうございます。私は、生活の中で物を紛失した時に、「カメラの撮影範囲内では何分前にここにありました」と探索を支援してくれるシステムを開発しました。大学入学当初から、私はプログラムを作るなら自分や利用者の生活に少しでも貢献できるシステムを開発してみたい、という思いがありました。これは、映画「アイアンマン」に出てくるアーム型のロボットに憧れを抱いたことがきっかけです。4月からは、佐賀大学の大学院に進学します。今後とも、生活に少し貢献できるシステムの開発に尽力いたします。この度は誠にありがとうございました。(岡本 聖羅)