2021年度理工学部キャリアデザインセミナー(機械工学)を実施
update: 2021.11.24
セミナー①
実施年月日: 2021年11月24日(水)
講師氏名: 奥野 拓弥 氏(2013年機械システム工学科入学)
就職先: 株式会社ミゾタ
タイトル: 学生時代と株式会社ミゾタでの現在
<話の概略、聴講学生に対する感想など>
話の概略は、①自己紹介、②株式会社ミゾタの紹介、③会社で働くことに対する考え方、④就職のメリットと就職活動、これら4項目に分けて話を進めました。①の自己紹介においては、自身は佐賀県出身で現在も佐賀県で働いており、充実した毎日を過ごしていることを説明しました。②の株式会社ミゾタの紹介においては、ポンプ、水門、ゲートポンプ、除塵機等業界においては安定して売り上げを伸ばしており、その中でもミゾタは主要な会社の一つであることを説明しました。③の会社で働くことに対する考え方については、社会的な立場、責任の重さ、自分を取り巻く人間関係、評価のされ方を認識することが大事だと説明しました。④の就職活動については、働きたいと思う企業の情報をなるべく多く入手し、就職前後で考え方に差が出ないようにしておくと良いと思うことを説明しました。
聴講学生の態度は良く、皆熱心にメモを取りながら聞いてくれました。学生時代にしておくことがあるかなどについて質問されましたが、会社に入社後の社員教育からでも遅くないと答えました。
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セミナー②
実施年月日: 2021年11月24日(水)
講師氏名: 長尾 淳司 氏(2005年機械システム工学科入学)
就職先: 本田技研工業株式会社
タイトル: 学生時代と本田技研株式会社での現在
<話の概略、聴講学生に対する感想など>
話の概略は①自己紹介、②本田技研工業株式会社の紹介、③自身の就職活動、④会社で働くことに対する考え方、これら4項目に分けて話を進めました。①の自己紹介においては、自身は長崎県の出身ですが現在は栃木県で働いており、四輪事業分野のパワーユニット開発の仕事に携わっていて、大変充実した毎日を過ごしていることを説明しました。②の本田技研工業株式会社の紹介においては、自動車業界は現在変化が激しい産業であり、既存の事業の他に新規事業に対する取り組みも積極的に取り組んでいる会社であることを説明しました。③の就職活動については、自身は博士修了で就職活動をしたが、自分のやりたいことを自己分析して、自分なりの企業選びの基準を整理しておくと良いと思うことを説明しました。④の会社で働くことに対する考え方については、大学で習ったことを基礎に会社に入っても勉強するべきことがたくさんあること、また将来、時間内に成果を上げられるようになるための能力アップに時間をかけるようにすることを説明しました。
聴講学生の態度は良く、皆熱心にメモを取りながら聞いてくれました。学生時代に講義以外で主体的に行うべきことは何かなどについて質問されましたが、研究成果を出すことやプログラム作成のアルバイト等を通して成果を出すことで働くことの意味がわかるのではないかと答えました。
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担当教員の報告:
集まった学生は、機械工学部門(機械エネルギー工学コース・メカニカルデザインコース)の3年生が92名、機械工学分野の大学院修士1年生が35名でした。聴講学生の態度は良く、皆熱心にメモを取りながら聞いており、質疑においても活発に質問がありました。2人の講師とも、会社においても基礎的な知識が重要であるとともに、応用的な場面においては入社後の教育を通して業務を遂行できるようになることが説明された。年齢の近い先輩の言葉は、学生の心に響いたのではないかと思いました。学生にとっては、これから進路を本格的に検討するための貴重な体験になったと思います。
(担当教員:松尾 繁)
<セミナーの様子>