2019年度理工学部キャリアデザインセミナー(機械)を実施

update: 2020.01.12

 実施学科: 機械システム工学科
実施年月日: 2019(令和元)年11月20日(水) 

セミナー①

 講師氏名: 片山 卓 氏(入学年度2006年度・機械システム工学科)
  就職先: 株式会社IHI
 タイトル: 学生時代と株式会社 IHIでの現在
<話の概略、聴講学生に対する感想など>
 話の概略は①自己紹介,②IHIの紹介,③自身の就職活動,④会社で働くことに対する考え方,これら4項目に分けて話を進めました。①の自己紹介においては,自身は福岡県の出身ですが現在は広島県で働いており,念願の航空宇宙関係分野の仕事に携わっていて,大変充実した毎日を過ごしていることを説明しました。②のIHIの紹介においては,重工業業界はとても安定している基盤産業であり,その中でもIHIは主要な会社の一つであることを説明しました。③の就職活動については,自身は修士卒の就職活動をしたが,自分のやりたいことを自己分析して,自分なりの優先度を整理しておくと良いと思うことを説明しました。④の会社で働くことに対する考え方については,大学で習ったことを基礎に会社に入っても勉強するべきことがたくさんあることを説明しました。
 聴講学生の態度はとても良く,皆熱心にメモを取りながら聞いてくれました。学生時代にもっとしておけば良かったと思うことを質問されましたが,現在は仕事が多忙なので,もっと遊んでおけば良かったと答えました。 

セミナー②

 講師氏名: 堤 駿 氏(入学年度2006年度・機械システム工学科)
  就職先: 株式会社 名村造船所
 タイトル: 学生時代と株式会社 名村造船所での現在
<話の概略、聴講学生に対する感想など>
 話の概略は①自己紹介,②名村造船所の紹介,③自身の就職活動,④会社で働くことに対する考え方,これら4項目に分けて話を進めました。①の自己紹介においては,自身は佐賀県出身で現在も佐賀県で働いていますが,公私とも大変充実した毎日を過ごしていることを説明しました。②の名村造船所の紹介においては,造船業界はとても安定して売り上げを伸ばしており,その中でも名村造船所は主要な会社の一つであることを説明しました。③の就職活動については,自身は学部卒の就職活動をしたが,いくつかのキーワードを整理して,自分なりの優先度を整理しておくと良いと思うことを説明しました。④の会社で働くことに対する考え方については,会社では結果を出すために多くの人と協働して仕事を進めるので,良く人と交わることが最も大事だと説明しました。
 聴講学生の態度はとても良く,皆熱心にメモを取りながら聞いてくれました。学生時代にもっとしておけば良かったと思うことを質問されましたが,もっと勉強しておけば良かったと答えました。 

担当教員の報告:

 集まった学生は,機械システム工学科の3年生が85名,機械工学分野の大学院修士1年生が12名でした。聴講学生の態度はとても良く,皆熱心にメモを取りながら聞いており,質疑においても活発に質問がありました。2人の講師とも,現在の業務で英語を駆使することが求められる立場にあるので,学生に英語をたくさん勉強することを強く勧めてくれました。教員から言ってもなかなか学生は本気で聞いてくれませんが,年齢の近い先輩の言葉は,学生の心に響いたのではないかと思いました。学生にとっては,これから進路を本格的に検討するための貴重な体験になったと思います。

(担当教員 木上洋一)
 

理工学部キャリアデザインセミナーの様子(左:片山 卓 氏  右:堤 駿 氏)