平成30年度 佐賀大学同窓会長賞受賞者について
update: 2019.04.05
佐賀大学同窓会では、社会活動、教育、研究等で顕著な社会貢献があったと認められる個人又は団体に佐賀大学同窓会長賞を授与しています。
佐賀大学学位記授与式(平成31年3月26日)において佐賀大学同窓会 川副 操 会長から4名(うち1名は団体)に賞状と副賞が授与されました。
なお、賞状に使用した紙は、佐賀で300年の歴史を持つ「肥前名尾和紙」です。
○ 文化教育学部 個人 早瀬 麻乃 (はやせ まな)
杵島郡江北町の神社「天子社」に代々伝わる町の行事を描いた絵馬を、現状模写と復元
模写を組み合わせながら再現制作し、神社に奉納した。奉納された絵馬は町の歴史を感じる地域資源として町の方々に愛されるものになると思われる。
○ 経済学部 団体 岩本ゼミ 代表 渋谷 佳那 (しぶや かな)
ゼミの共同研究活動として外部機関と連携して、消費者保護のための啓発資料の作成や地域フォーラムでの報告・発表を行うなど、積極的に地域の安心安全に貢献した。
○ 理工学部 個人 森山 裕鷹 (もりやま ゆたか)
佐賀大学発ベンチャー企業として株式会社SA-GAを起業し、地元企業と連携して開発した「人工知能による行方不明者になった認知症者の探索システム」は介護にかかわる人々の負担を大きく軽減できることが期待される。
○ 農学部 個人 馬場 嵩一朗 (ばば しゅういちろう)
佐賀大学オリジナル清酒「悠々知酔」製造に積極的に関わり、蔵元との交渉、製造計画、酒質決定等の全てに活躍した。さらに従来の「悠々知酔」酵母とは異なる新しい清酒酵母の分離・育種を実践するなど学術研究活動においても地域に大きく貢献した。