令和2年度 佐賀大学同窓会長賞受賞者について
update: 2021.03.29
佐賀大学同窓会では、社会活動、教育、研究等で顕著な社会貢献があったと認められる個人又は団体に「佐賀大学同窓会長賞」を授与しています。
令和2年度は佐賀大学6学部のうち、4つの学部から推薦がありました。推薦があった学部からの推薦書を佐賀大学同窓会役員会で審査した結果、下記の方々に佐賀大学同窓会長賞を授与することになりました。
佐賀大学学位記授与式(令和3年3月23日)が、新型コロナウイルスの感染拡大の観点から、例年より規模を縮小して執り行われました。式典の中で同窓会長から直接、受賞者に授与する予定でしたが、それができなくなりました。
そこで表彰状と記念品は、受賞者の方々の家に郵送いたしました。
受賞された皆様、「佐賀大学同窓会長賞」の受賞、あらためて、おめでとうございます。佐賀大学の同窓生となった皆様。これから先、佐賀大学で培った力と佐賀大学の卒業生と言う誇りを持って大いに羽ばたいてください。
佐賀大学同窓会は、これからも皆さんを応援しています。
4つの学部からの受賞団体・個人の受賞理由を下記に記します。
佐賀大学同窓会長賞受賞者(表彰理由)
〇 教育学部 団体「るぴなす」
代表者 学校教育課程 第4年次 麓 日向子(ふもと ひなこ)
当団体は、平成16年から、佐賀県警察が、いじめや虐待、不登校など様々な悩みや問題を抱える少年たちの立ち直り支援の一環として実施している「居場所づくり」活動を中心にボランティア活動を行っている。県内少年の非行防止と健全育成に多大の功績を残している。
〇 医学部 看護学科
第4年次 南里 咲良(なんり さくら)
看護学科の中で成績優秀で、学業の傍ら「SCS」と「ほびろほびろ」のサークルに所属し、健康教育にかかわるボランティア活動で活躍した。医療への道を強く志し、今後は佐賀県内への就職が内定していて、佐賀県の地域医療の発展に大きく貢献することが期待される。
〇 理工学部 知能情報システム学科
第4年次 浅川 泰輝 (あさかわ たいき)
新型コロナ禍の影響で、飲食店の苦悩を解決したいと考え、接触や密を避けた状態で飲食店の料理を楽しんでもらえる「モバイルオーダーシステム」を開発し、店舗の売上アップと利便性向上に貢献した。更に株式会社ASを起業し、佐賀県ふるさと納税でも支援を集めるなど大きな功績を残した。
〇 農学部 農学研究科 生物資源科学専攻
大学院 第2年次 服部 南 (はっとり みなみ)
ミヤマカラスが増え排泄物による道路や公園の汚れが著しい現状を、カラスの群れが鳴き声を聞き分けて移動先やねぐらを変える習性に注目し、人とカラスの共存の可能性を研究した。佐賀県の鳥獣対策会議で講演をしたり自然環境関連行事にもスタッフとして携わったりと、地域の自然環境保全に大きく貢献した。
※受賞者の団体・個人に授与した表彰状です。
賞状に使用しました紙は、佐賀で300年の歴史を持つ「肥前名尾和紙」です。
賞状の筆文字は、賞状書士の方に依頼しました。