令和元年度 佐賀大学同窓会長賞受賞者について
update: 2020.03.27
佐賀大学同窓会では、社会活動、教育、研究等で顕著な社会貢献があったと認められる個人又は団体に「佐賀大学同窓会長賞」を授与しています。今年度は芸術地域デザイン学部から初めての卒業生が出て、佐賀大学の6つの学部から推薦された方々を佐賀大学同窓会役員会で審査した結果、下記の方々に佐賀大学同窓会長賞を授与しました。
賞状に使用しています紙は、佐賀で300年の歴史を持つ「肥前名尾和紙」です。
賞状の筆文字は、賞状書士の方に依頼しました。
この賞状は、佐賀大学学位記授与式の中で同窓会長から直接、受賞者に授与する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染の拡大を防ぐため式が中止になり、手渡すことができませんでした。
そこで賞状と記念品は、受賞者の方々の家に郵送いたしました。
6つの学部からの受賞団体・個人の受賞理由を下記に記します。
受賞された皆様、「佐賀大学同窓会長賞」の受賞、あらためて、おめでとうございます。
○ 教育学部 団体 ぞうさんのWa
代表( 橋口 美玖(はしぐち みく))
小学生の社会教育活動体験や集団生活体験の支援、夏休みの学童保育のサポートや遊び教室の体験活動支援、佐賀市内の小学校では放課後児童クラブのスタッフとして活動が行われ、このような教育ボランティア活動は佐賀大学の地域貢献活動に大きく関わっていると認められる。
○ 芸術地域デザイン学部 団体 山口ゼミナール
代表( 吉田 妃那乃(よしだ ひなの))
佐賀県の名産品である小城羊羹の認知度アップを目指し、老舗である「桜月堂」と一緒に「よ~く考える合格ようかん」の商品化を図り、マスメディアを活用して社会に周知したり期間限定で販売したりして、地域の特産品の認知度アップ・宣伝に大きく貢献した。
○ 経済学部 団体 戸田ゼミナール
代表( 五十嵐 太一(いがらし たいち))
ゼミの共同研究として、小城市桜岡地区及び三里地区の地域住民や地元まちづくり団体・経済団体等との協働協力のもとフットパスコースづくりに取り組み、地域の歴史や文化を感じられるような町の魅力を見つけることに大きな役割を果たした。
○ 医学部 個人
( 古賀 俊介(こが しゅんすけ))
医学科の中で学年首席という優秀な成績と柔道部主将として活躍し文武両道の力を発揮した。今後は佐賀大学医学部附属病院への就職が内定し、佐賀県の地域医療の発展に大きく寄与されることが期待される。
○ 理工学部 個人
( 山城 佑太( やましろ ゆうた))
機構設計の高い能力を発揮して座圧軽減装置「フワット」を共同開発し、代表取締役として起業した株式会社山城機功は第1号の「佐賀大学発ベンチャー」の称号が授与され、さらに佐賀県のふるさと納税でも支援を集めるなど大きな功績を残した。
○ 農学部 個人
( 水﨑 菜月( みずさき なつき))
「佐賀大学エコアクション学生委員会Earth」代表をはじめ様々なボランティアイベントの中心的スタッフとして、ゴミ減量プロジェクトの企画実践や地球温暖化対策の講演発表及び子供達の環境教育、さらには東日本大震災被災地の農業復興並びに島嶼地域での環境保全といった全国運動にも貢献した。