在学生と大学教職員・卒業生の交流会を開催しました

update: 2019.08.29

参加者からの評判は上々。在学生らとの交流さらに深まる

在学生と大学教職員・卒業生の交流会

 7月24日、「佐賀大学農学部就職講座(企業によるパネルディスカッション)」(対象は農学部3年、同大学院1年の在学生)の後段に在学生・大学教職員・卒業生約40名が一堂に会する交流会を開催いたしました(本年度で6回目)。

 前段の就職講座は農学部大講義室において、一番食品㈱、久原本家グループ、山崎製パン㈱、やずや㈱、久光製薬㈱の5社から人事担当者と入社して数年の農学部OB・OGによる企業紹介などが行われました。農学部同窓会では、かささぎホール(旧第二生協食堂)にサンドイッチやからあげなどの軽食(軽くアルコールもいれつつ)を用意し、在学生がもっとざっくばらんに話せるような場づくりを行いました。

 就職講座参加企業(山崎製パン㈱、やずや㈱)も含め、同窓会の先輩・後輩談義で賑わいながら交流を深めてもらう打ち解けた雰囲気とするため、佐賀県庁、佐賀市役所、学校教職員、JAグループ(今回はJAさが)といった県内の同窓会支部にご理解を賜り、後輩達のために若手職員や支部役員の方々が1日の仕事を済ませたあとに駆けつけていただきました。

 交流会は小池会長からの主催者あいさつに引き続き小林学部長のあいさつをいただいたのち、小林学部長の乾杯によりスタートしました。

 在学生は思い思いに企業・団体ごとのテーブルを回り、仕事や社会人としての生活など幅広い質問をされ、先輩たちのアドバイスに熱心に耳を傾けていました。参加した在学生からは、「就職について不安な気持ちを聞いてもらえることがなかなかないので、今日はいい機会だった。」といった感想もありました。

 最後に、若手先輩を代表して佐賀県佐城農業改良普及センターに勤務される古賀一生さん(H23年卒 農・応用生物科学)から、激励の言葉として在学生の今後の就職活動に熱いエールをおくっていただき、水田副会長の閉会のあいさつで締めを行いましたが、その後もなかなか話が尽きず、終了時間を延長するなどたいへん盛り上がりました。

 今年度の在学生の参加者は17人と昨年の参加者31人より減少しましたが、大学から交流会が大変盛会だったとお礼の言葉をいただいたこと(前段の就職講座を取り仕切っていた担当者から、「ほかの大学では、このように手厚く充実した交流会はない」といった話があった)や交流会後に回収したアンケート結果では県内就職希望者が3割程度(昨年はゼロ)になったことなど、交流会を企画運営した同窓会にとって喜びを感じた一日となりました。

なお、今回、お忙しい中にご参加いただいた農学部OB,OG、支部役員の皆様には、在学生に貴重な体験談やアドバイスを惜しむことなくお話しくださり、厚くお礼申し上げます。

同窓会では、今回、参加者からアンケート調査でいただいたご意見等を参考にしながら、今後の在学生支援に役立てたいと考えていますので、今後の同窓会員の皆様方の支援、ご協力をよろしくお願いします。

瀬 尾  裕 一(S63年卒 農・育種)

会長あいさつ

小林学部長からあいさつと乾杯