参加者は年々増加で、交流さらに深まる ~在学生と大学教職員・卒業生の交流会~

update: 2017.12.11

 今年も、在学生・大学教職員・卒業生の三者が一堂に会する交流会を11月22日に開催いたしました。

 この日は「佐賀大学OBOGによる業界セミナー」(対象は農学部3年、同大学院1年の在学生)が開催されており、例年、その後段にセットして同窓会が企画運営しているもので、4年目になりました。

 前段のセミナーは農学部大講義室において、伊藤ハムウエスト㈱、久原本家グループ(初)、新日本製薬㈱、山崎製パン㈱、祐徳薬品工業㈱(初)の5社から人事担当と入社して数年の農学部OBOGによる企業紹介や質問タイムで、ややかしこまってのやり取り。

 その後の交流会は、同窓会館に会場を移して、おでんを囲んで打ち解けた雰囲気の中、先輩・後輩談義で賑わいながら交流を深めてもらおうというものです。

加えて、交流会には県内の同窓会支部である、佐賀県庁、佐賀市役所、学校教職員、JAグループ(今回はJA佐賀中央会)の若手職員らも一日の仕事を済ませ、後輩達のために駆けつけていただきました。

 セミナーに参加した在学生78人のうち7割が交流会に参加、これに大学教職員、卒業生、同窓会役員等、合わせて約80人。年ごとに参加者は増えており、「セミナー+おでん会」として定着した感じになっています。また、農学部の男女比率が、男4女6ということもあり、この会も女子学生が圧倒的に多くを占めていました。

 交流会の冒頭、農学部同窓会の川副操会長からは、同窓会のネットワークを生かして在学生の就職活動のサポートに努めていくとあいさつ、鄭紹輝副学部長からは、面倒見のいい大学として就職ガイダンス等の取組み、さらにCOC+「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」で掲げる地元就職率の向上が目標であり課題となっている現状を紹介されました。

 乾杯の後、在学生は思い思いに企業・団体ごとのテーブルを回り、先輩たちに質問しアドバイスを受けていました。

 最後に、若手先輩を代表して伊万里農林高校に勤務される山田大地さん(H22年卒・循環)が、自身の就職活動当時の体験を振り返りながら、在学生の今後の就職活動に熱いエールをおくっていただきました。

 同窓会では、参加者にアンケート調査を実施しており、今後、同窓会としてできる在学生支援の検討に役立てていきたいと考えています。

 

                               農学部同窓会副会長 小池良美(S56卒・農経)

●まずは、熱々のおでんで腹ごしらえ

●身近な先輩や大先輩のアドバイスに耳を傾ける

●おでん鍋が空っぽになっても、盛んに交流