新沖縄支部長
update: 2019.07.01
この度、沖縄支部長に就任致しました金城毅と申します。約10年ぶりの支部長の交代となります。少しばかり自己紹介を致しますと昭和50年度入学ですが、スタートは理工学部工業化学科です。卒業後は地元の沖縄に戻るつもりで就職先を探しましたが、製造業が少ない土地柄で希望するような就職先が見つかりませんでした。四年次のある日、同郷の農学部のS君が一冊の本を私にくれました。地元の琉球銀行の調査部のあるエコノミストが著した沖縄経済を分析した本です。読み終えると赤鉛筆で真っ赤になるくらい線を引いていました。生きた経済の面白さに惹かれ、理工学部卒業後の昭和54年度に経済学部の専門課程に学士入学しました。ゼミは計量経済学で担当教官は当時、経済企画庁を退官されて教授に就任された古賀誠先生でした。卒業後は琉球銀行に就職でき、入行後は希望していた調査部での仕事に長く就くことができました(調査部勤務が長かった分、銀行員としての専門知識はほぼゼロという代償がつきましたが)。40代で現在の職場である南西地域産業活性化センター(一般財団法人のシンクタンク)に出向し、定年時に転籍して今日まで沖縄経済の調査の仕事に携わっています。趣味はけっこう欲張りで、関心が向くと、とりあえずその関連本を衝動買いしますが、ほとんど積読になっています。なんとか続いているのは日曜大工とテニスくらいです。日曜大工は一人でウッドデッキを製作する腕前ですが、テニスは健康目的でやっており、年季の入ったオバ様方に試合でなかなか勝てません。沖縄支部の話になりますが、私の世代より若いメンバーの同窓会への参加が少なく、高齢化の波が押し寄せております。とりあえず企業訪問や様々な懇親会の場などを利用して、所属組織に同窓生がいないか尋ねてみることから始めたいと思います。新支部長として不慣れではありますが、精一杯努めていく所存です。何卒宜しくお願い致します。
金城 毅 54・経済