楠葉同窓会

　向暑の候、楠葉同窓会の皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

　この度、令和5年度の総会におきまして会長に選任されました江口達也と申します。学生時代は陸上部で走ってばかりいました。卒業後は母校佐賀大学に就職し後輩のお世話をしてきました。この春に36年間勤務した佐賀大学を定年退職し、佐賀県内企業に再就職して新しい仕事に取り組んでいるところです。したがって新卒者の気持ちはよく分かります。

　楠葉同窓会も設立後50年以上となり会員数は15,000名を超えています。ということはそれだけ幅広い世代が会員になっているということです。同窓会の最大の目的は「会員相互の親睦」であり、私たち役員はどうしたらミッションを遂行し、会員のみなさんの日々の生活に元気をもたらすことができるか頭を捻っています。

　普段、同窓会を意識することは少ないと思いますが、誰も知り合いがいない土地や場所で「佐賀大学」の文字や言葉があると励まされるのではないでしょうか。私も再就職先で挨拶回りをしているとき佐賀大学卒業生（同窓生）に出会って不安が解消されました。

　ライフスタイルの変容やコロナの影響でまだまだ人が集まりにくい状況です。また、多忙な日々の中、同窓会の優先順位を上位にランクさせるのは難しいかもしれません。しかし、下位ながらコンスタントにランクインさせることなら可能かもしれません。幸い役員にはいろんな経験や知恵を持った人がたくさんいます。一気にすべてを解決する取り組みは難しいかもしれませんが、力を合わせて少しでも前に進みたいと思っています。

　そのためには会員のみなさんの力が必要です。ぜひご意見をお聞かせください。また、投稿を読んでもらうと分かりますが佐賀は大きく変貌を遂げています。県外在住の方は同期会を企画して母校を訪れてはいかがですか。

　それでは今後ともよろしくお願いします。どこかでお会いしましょう。

楠葉同窓会について