2022年度理工学部キャリアデザインセミナー(電気電子工学)を実施

update: 2022.12.07

実施部門: 電気電子工学部門
実施年月日: 2022年12月7日(水) 
 
セミナー①
 講師氏名: 小塩 浩平 氏(2004年度電気電子工学科入学)
  就職先: 日清紡マイクロデバイス株式会社
 タイトル: これからの「キャリア」を考える
<講演の概略>
 本講演は,1.自己紹介,2.企業紹介,3.私の仕事について,4.働いてみて,5.今,就活するとしたら,6.まとめ,の順でお話しいただきました。仕事で携わられている半導体のアセンブリプロセス(後工程)で不可欠な電気特性検査用システム設計・開発について,その重要性や業務内容を詳しくご紹介いただきました。このシステム設計・開発は,特性測定回路の設計などハードウェアの要素のみならず,テストプログラムの作製などソフトウェア開発までをも含むものであり,まさに電気電子工学科にて学んだハードとソフトの両方の知識と経験を活かした仕事であることをご紹介いただきました。入社後から現在に至るまでの仕事内容を失敗談も含めてご紹介され,失敗経験を活かすことでその後の大きな成果に繋がったこと,社内で信頼を積み上げていくことの重要性,さらに,仕事とは自ら考え,計画,遂行,改善することであるなど,これから社会人になるにあたり心に留めておくべき重要なことをお伝えいただきました。最後に学生へのメッセージとして,就職活動とは自らの人生への投資であると捉えて,しっかりと自分で企業研究をするようアドバイスいただきました。講演終了後には学生からの質問にお答えいただき,聴講学生にとっては現在大学で学んでいる電気電子の専門科目の重要性などを再認識したものと思われます。
 
セミナー②
 講師氏名: 緒方 正彦 氏(2004年度電気電子工学科入学, 2008年度電気電子工学専攻入学)
  就職先: 東京エレクトロン九州株式会社
 タイトル: キャリアデザインについて
<講演の概略>
 本講演は,1.自己紹介,2.東京エレクトロングループの紹介,3.就職アドバイス,4.社会人生活,5.周辺環境,の順でお話しいただきました。大学時代までの勉強や活動を紹介された後,所属する東京エレクトロングループについて,半導体プロセスの概要を交えながら取り扱っている半導体製造措置や検査装置とその世界シェア,事業概要,各種ランキングでの順位などについて紹介されました。半導体集積回路製造に不可欠なコータ・デベロッパの世界シェアが90%を超えていること(EUVは100%!),営業利益率が約30%もあること,日本株式市場での時価総額ランキングでは11位に位置することなど,数値をもって企業の価値を示されました。その後,自身のキャリアとして,装置のソフト開発に取り組んできた業務内容などを具体的にご紹介いただきました。学生への就職アドバイスとして合同会社説明会で広く情報収集することの有益性や,大学院進学のメリットについてもお話しいただきました。講演終了後には学生からの質問にお答えいただき,聴講学生にとっては電気電子技術者としての業務イメージの参考になったものと思われます。
 
<担当教員の報告>
 参加した学生は,電子デバイス工学コースおよび電気エネルギー工学コースの学部3年生72名,電気電子工学分野の大学院修士1年生43名の合計115名でした。企業で活躍中の卒業生の話を直接聞く貴重な機会であり,学生たちはメモを取りながら熱心に耳を傾けていました。講演後多くの質問が出たことに加えて,講演会終了後も直接質問に行く学生がいたことから,学生たちが今後の進路を考える上で大変有益であったことを窺い知ることができました。同窓会の皆様には本セミナーの開催をサポートして頂き,誠にありがとうございました。

(担当教員:田中 徹)
 

キャリアデザインセミナーの様子