佐賀大学理工学部生が国内最大級の学生ビジコンでグランプリを受賞!

update: 2020.02.23

 2020年2月17日、東京都千代田区の霞山会館で開かれた第16回キャンパスベンチャーグランプリ(cvg)全国大会において、本学の理工学部4年生の山城佑太君(機械・H28入)が「座圧軽減装具:フワットの開発と販売」でビジネス大賞(経産大臣賞)を受賞しました。
 cvg(キャンパスベンチャーグランプリ)は、日刊工業新聞社主催、内閣府・経済産業省・文部科学省・日本経済団体連合会・日本商工会議所後援する国内最大級の学生ビジネスコンテストです。全国8ブロック(北海道、東北、東京、中部、大阪、中国、四国、九州)の地方大会を勝ち抜いた精鋭12組が力強いプレゼンテーションを繰り広げました。山城君は2019年12月24日に開催された「第19回九州大会:大学発ベンチャー・ビジネスプランコンテスト」で優勝し、九州代表として参加しました。
 山城君は、理工学部機械システム工学科に入学され、機構設計の高い能力を発揮して、同学部の情報部門の中山功一准教授らと座圧軽減装置「フワット」を共同開発され、「株式会社山城機巧」を設立し、代表取締役社長として活躍しています。「フワット」は、パッドと金属製のフレームで構成さし、胴に装着して座るとフレームが体を支えて腰や尻に掛かる圧力を3分の1程度に軽減する装置です。クラウドファンディングで製品化して販売実績を重ね、利用者からの声を反映しながら新製品の開発研究を重ねています。起業した「株式会社山城機巧」は、第1号の「佐賀大学発ベンチャー」の称号を授与し、さらに佐賀県のふるさと納税でも大きな支援を集めていて、今後の増々の活躍が期待されています。  


(参考リンク)
第16回全国大会 受賞者決定!

佐賀大と東北大が大賞!国内最大級の学生ビジコンcvg全国大会

cvg キャンパスビジネスコンテスト:学生ビジネスプランコンテスト

第19回九州・大学発ベンチャー・ビジネスプランコンテストで本学4年生の山城佑太君がグランプリ(賞金30万円)を獲得

2019年度 菱実会賞を授賞

佐賀大、学生ベンチャー初認定 腰痛対策器具を商品化

腰を浮かせる新発想の用具『フワット』を改良して座るつらさを減らしたい!

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