令和2年度 「佐賀大学と佐賀大学同窓会との意見交換会」

update: 2020.10.02

 例年、5月に実施しておりました「佐賀大学と佐賀大学同窓会との意見交換会」は、新型コロナウイルス感染症対策のため延期となっていました。

 佐賀県内のコロナ感染状況等を鑑み大学側と検討し、コロナ対策に十分に配慮した上で開催することになりました。

・日 時   令和2年9月17日(木)  午後6時から

・場 所   佐賀大学「菱の実」会館 多目的室  

  大学側からの出席者について少し人数を減らし6名の参加となりました。

  同窓会側は役員の欠席等もあり11名でした。

 参加者全員マスク着用、長机一つに1名、窓と入り口は開いたままで、できるだけ三密にならないように心がけました。

 佐賀大学同窓会、島理事長の進行で会が進みました。

 川副同窓会長から、コロナ禍で日本・世界の経済に影響が出ていること、学生たち入構できないので学習面に支障が出ていないか憂慮していること、大学と一体となって同窓会ができる支援を行っていきたい旨の挨拶がありました。

 続いて兒玉学長の挨拶がありました。「佐賀大学の現状と未来について」のテーマで資料をもとに説明がありました。執行部体制のこと、数字で見る佐賀大の様々なこと、コロナ禍の中での多様な学びの形態のこと、前学期の学生サポート及び教員サポートのこと、佐賀大学のこれからについてなど。

 次に、各学部の同窓会長からはそれぞれの学部同窓会の活動内容の報告がありました。

 最後に、事前に3つの質問事項を全学同窓会より出していましたので、大学側からそのことについて回答を頂きました。

 1つは、コロナ禍の中で、現在大学ではオンラインでの授業が実施されていますが、今後授業再開に向けてどのように対応されていますか。

 ・・・後学期は10月1日より開講し、原則遠隔授業の形態で実施するが、感染防止策を十分に講じた上で教室等での対面授業も一部の科目で実施します。等々

 2つ目は、コロナ禍の影響により、保護者等の家計困窮や、学生アルバイトの休止等による減収で、学習継続が困難な状況にある学生に対しての支援を、大学としてどのように考えられていますか。

 ・・・本学独自の困窮学生への経済支援として次のようなことを実施しています。①佐賀大学校友会による緊急支援奨学金、②授業料免除、③学びの継続のための「学生支援緊急給付金」。これらは修学の継続が困難になっている学生が、修学をあきらめることがないよう現金を給付する事業であること。

 3つ目は、佐賀大学美術館カフェが閉店したままになっていますが、今後の見通しはどうなっているでしょうか。

 ・・・今後も美術館の臨時休館や学内への立ち入り制限が生じることもあります。大学自体が日常を取り戻し、美術館も学内外の展示会等を多数開催する見通しが立ってから業者との話を進めていきたいとのこと。

 終始和やかな雰囲気で交換会は進められました。

 例年意見交換会の後に交流会を開催していますが、新型コロナ禍の中でもありますので、

今回は開催しないことになりました。