《令和3年度11月27日(土)開催の「佐賀県青春寮歌祭」の中止について》

update: 2021.05.25

令和3年11月27日(土)開催予定の
「第28回佐賀県青春寮歌祭」の中止について

 コロナウイルスワクチン接種の拡大に伴い「コロナ禍を乗り越えて」と題して開催を模索していましたが、残念ながら今年も中止となりました。
 ワクチン接種が普及しても、参加者が佐賀県のみならず、東京、名古屋、大阪、福岡などからも参加されるため、佐賀県内のみでの感染、収束の状況だけでは判断できない状況があるなど様々な要因を分析し、やむなく中止となりました。
 各校の皆さんとともに来年に期したいと思います。


佐賀県青春寮歌祭 参加校の皆様へ

令和3年5月20日

令和3年11月27日(土)開催予定の「第28回佐賀県青春寮歌祭」の中止について

北海道大学同窓会 佐賀県支部 大宅公一郎

 コロナウイルスワクチン接種の拡大に伴い「コロナ禍を乗り越えて」と題して開催を模索していましたが、残念ながら下記の理由で今年も中止とさせていただきます。

  1. ワクチン接種が普及しても、参加者は佐賀県内のみならず、東京、名古屋、大阪、福岡などからも参加されるため、佐賀県内のみでの感染、収束の状況だけでは判断はできないこと。
  2. 東京の日本寮歌祭をはじめ全国各地約20箇所における寮歌祭が、どこも中止を表明している中、佐賀のみが11月27日に開催すると、想定外に多くの県外の方が来られるかもしれないこと。
  3. 台湾、香港など封じ込めに成功したと思われる地域でも、新たな変位株による感染が見られること。
  4. 会場のエスプラッツでは入場者は100名程度に制限しますが、入れ替わりで300名程度が来場され、ホール外の各施設へ与える3密のリスクは減りません。またマスク着用で歌ってみましたが、呼吸が深くなり、マスクがずれてきて鼻から、周囲の人の飛沫を余計に吸いやすい感じでした。
  5. 昨年は、北大同窓会では佐賀県と母校をつなぐべく「島義勇の講演会」を11月23日にメートプラザの大ホールで開催しましたが、講師が78歳と高齢で6年前に肝臓がんの大手術をしておられたのでコロナ禍の中、ドクターストップで来られなくなるのではと心配でした。新聞などで広く参加者を公募していましたので、土壇場で中止となった場合の中止の広報の仕方に大変頭を悩ませました。
  6. 江戸末期の1849年、天然痘の蔓延を抑えるべく、大々名である佐賀藩の鍋島直正公が、実施例が少なく危険性がある中で4歳の息子に率先して種痘をしたことで、一挙に全国に種痘が広まりました。事務局としては鍋島直正公の英断を広げるチャンスかと思いましたが残念です。
  7. 毎回、1年前の11月初日に抽選でエスプラッツホールを確保しますが、寮歌祭の中止を早めに決めることで他の団体が講演会などに利用できることになります。

 以上の理由から今年も中止としますが、各校の皆さんとともに来年に期したいと思います。